弊社にてフロン回収事業を開始してから約半年が経ちました。
色々と調べていく中で多少はフロンについて詳しくなってきたかなと思うので、
今回は頭の整理も兼ねて、フロンガスの種類についてご紹介します。
現在、冷媒として使われている主なフロンは組成により以下の3つに大別できます。
・CFC(クロロフルオロカーボン)
塩素 フッ素 炭素
・HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)
水素 塩素 フッ素 炭素
・HFC(ハイドロフルオロカーボン)
水素 フッ素 炭素
当初は冷蔵庫の冷媒としてアンモニアが使用されていましたが、より取扱いやすい代替品として
無味無臭・不燃・人体への害が少ないという性質を持ったCFCが発明されました。
しかしその後の研究により、フロンに含まれる塩素がオゾン層破壊の原因となることが判明しました。
そのため現在はCFC・HCFCは新たに製造することを禁止されています。
代替フロンとして開発されたHFCについても、オゾン層を破壊する心配は無くなりましたが、
依然として地球温暖化への影響という問題を抱えています。
地球温暖化係数(GWP)=温室効果ガスが持つ地球への影響を数値化したものがありますが、
二酸化炭素を1とするとフロンガスは約100~10,000倍もの温室効果を持っています。
なのでくれぐれも大気放出しないよう、我々フロン回収業者が確実に回収しなければなりません。
また、近年ではフロンを使用しないノンフロン製品も普及し始めています。
R600aはGWPが極めて小さく、冷媒効率も良いためHFCの代替として注目されていますが、
これはイソブタンといってカセットガスの中身に使われているのと同様の物質になります。
つまり、フロンと違い可燃性があるため取扱いには注意する必要があります。
高性能かつ安全で、環境にも優しい冷媒はまだ存在しないということですね。
今後、機会があれば主なフロンガスについても詳しく紹介していければと思います。
それではまた次回(^o^)ノ
執筆者は横山でした。
色々と調べていく中で多少はフロンについて詳しくなってきたかなと思うので、
今回は頭の整理も兼ねて、フロンガスの種類についてご紹介します。
現在、冷媒として使われている主なフロンは組成により以下の3つに大別できます。
・CFC(クロロフルオロカーボン)
塩素 フッ素 炭素
・HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)
水素 塩素 フッ素 炭素
・HFC(ハイドロフルオロカーボン)
水素 フッ素 炭素
当初は冷蔵庫の冷媒としてアンモニアが使用されていましたが、より取扱いやすい代替品として
無味無臭・不燃・人体への害が少ないという性質を持ったCFCが発明されました。
しかしその後の研究により、フロンに含まれる塩素がオゾン層破壊の原因となることが判明しました。
そのため現在はCFC・HCFCは新たに製造することを禁止されています。
代替フロンとして開発されたHFCについても、オゾン層を破壊する心配は無くなりましたが、
依然として地球温暖化への影響という問題を抱えています。
地球温暖化係数(GWP)=温室効果ガスが持つ地球への影響を数値化したものがありますが、
二酸化炭素を1とするとフロンガスは約100~10,000倍もの温室効果を持っています。
なのでくれぐれも大気放出しないよう、我々フロン回収業者が確実に回収しなければなりません。
また、近年ではフロンを使用しないノンフロン製品も普及し始めています。
R600aはGWPが極めて小さく、冷媒効率も良いためHFCの代替として注目されていますが、
これはイソブタンといってカセットガスの中身に使われているのと同様の物質になります。
つまり、フロンと違い可燃性があるため取扱いには注意する必要があります。
高性能かつ安全で、環境にも優しい冷媒はまだ存在しないということですね。
今後、機会があれば主なフロンガスについても詳しく紹介していければと思います。
それではまた次回(^o^)ノ
執筆者は横山でした。
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